職場の同僚に<気>ランニングの話をしました

職場のミニ自主研修会で、10人ほどの職場の同僚に「<気>ランニング」の話をする機会がありました。以下、資料の抜粋です。ご覧下さい。
今後、機会があればまた、どこかで自分のけがの経験〜<気>ランニングの話をしたいと思っています。


<気>ランニングとは、米国人ダニードライヤー氏が、中国師匠徐谷嶋先生から学んだ太極拳の理論をランニングに応用し、『<気>ランニング』と名付けた。
『無理なく走れる<気>ランニング』ダニードライヤー著 金哲彦監訳 大修館書店
・<気>ランニングの基礎になるもの
○良い姿勢○リラックスした手足○動きやすい関節○使われているインナーマッスル○集中している精神状態 ○よい呼吸法
・<気>ランニングの4つのスキル
1)気持ちを集中
2)体で感知
3)深い呼吸
4)リラクセーション
 ※この4つのスキルは、ランニングばかりでなく、一般の日常生活にも役立つ。

1)について
外部のことにとらわれず、自分の内面に集中し耳を澄ませよう。
2)について
「体で感知」するのは、体がしていることを感じ取る行為である。足を運ぶときどのように感じるか?いい感じか?もっとよい、ラクな、滑らかな、リラックスした感じにできないか・・・
3)について
あらゆる有酸素運動と同様、ランニングにおいて呼吸は筋肉の働きをよくするための酸素補給という大事な役割を果たす。
 ※現代人は酸素不足か?(ストレスや喫煙)
 ※腹式呼吸の重要性 吐くときはできるだけ多く吐ききる 吐ききったとき体の力が抜ける
4)のエキササイス(リラックスさせる練習)
いすに座るか、床に横たわるか、まっすぐに立つかする。息を吸い込むと同時にすべての筋肉を緊張させる。この姿勢のまま10数えてから息を吐き、すべての緊張をほぐす。すべての緊張がほぐれた感じになるまで、これを行う。つまり、すべての筋肉を徹底的に緊張させておいてから、すべての筋肉を徹底的にリラックスさせるのである。

◇補足(というかまとめとして) 仕事しすぎて、体をこわさないために・・・
◎自分の身体との『対話能力』をつけよう。
◎自分の体の『無理メーター』をつくろう。(体内疲労メーターをつくり、それに応じて休養をとりましょう。)
※私の場合、金曜夜の疲労度から、土日にどの程度休養をとるか検討する。
以下、『3時間台で完走するマラソン』 金哲彦  光文社新書から
腰の筋肉がいつもより柔らかいか、艶がよいかそうでないか、筋肉の奥に芯のような固い部分があるかないか・・・。心肺機能に関しては、背中の張りがあるかないか。脈拍が強いか弱いか、少しスピードを上げたとき、呼吸が楽かそうでないか・・・などの感覚である。このような筋肉や心肺機能の微妙な感覚は、自分の身体との対話である。その対話がうまくいくようになると、ランニングだけでなく、健康維持のためのあらゆる感覚が鋭くなる。自分の身体との対話能力は、是非高めておきたい。