再読・『宗茂・宗猛のマラソン練習’96』

zen58842006-01-21

■ふとしたことがきっかけで書棚から数年ぶりに『宗茂宗猛のマラソン練習’96』をとりだしぱらぱらと読みました。「目から鱗」とはこういうことをいうのでしょうか。市民ランナーにとって重要なエッセンス、「なぜ走るのか」という問いに対する一定の答え、走らないひとにも通じうる人生訓・・・貴重なことばの数々に満ちているように思えました。改めてこの本はいい!と思ったわけです。『野村ノート』もいいですが、一応ランナーである私にとってはやはり直接に響くものがあります。たいへん残念ながらこの本は絶版のようです。本当に残念です。内容について、ブログでときどき紹介するのもいいかなと思いました。表紙の右側の女の子は96年当時の千葉真子ですね。この本は私にとって家宝になりそうです。
最後に、扉の文章を紹介させていただきます。

〜走ることは単純です。単純だから難しい。走り続けるためには、そこに自分なりの価値観を見いだす必要があります。
私はマラソンで自分を創っていこうと考えました。
一つのことに懸命に打ち込むことで、人間は、何か確実なものを身につけ、人間性を高め、成長していくことができるのです。〜

■今日は雪でした。かなり一日を通じて降り続きましたが夕方ころにはやみました。その夕方頃、ジムでベルトの上を30分ほど走りました。今月走行距離は現在49kmです。