東京マラソン2010

zen58842010-02-28

今回は先月末の館山若潮ラソンから一月しかたっておらず、今まで一ヶ月間隔でフルマラソンを走ることはなかったので前回との比較がしやすく楽しみではあるが、残念ながら今月はあまり練習ができなかった。今までにない舞台であるのでとにかく楽しんで走ることができればよいと考えていた。
前夜は情けないことに眠れず。また、夜中に頻繁にトイレに通う。そんなわけで、寝不足で当日を迎えることになった。
天気は予想通り雨。新宿駅につくとすでに靴やズボンが濡れているという状態であった。
新宿で〇ケルさんと待ち合わせ。お仲間がご一緒かと思っていたら、お一人であった。実ははじめての東京マラソンであったので、〇ケルさんにおすがりさせていただいた。直前までのちょっとした段取りを教えていただき助かりました。 一緒にスタート付近まで行かせていただいたが、新宿にはなにかと足を運ぶことがあるにも関わらず、自分はまったく土地勘がないことを情けなく思うばかりであった。また、事前の準備もまったく足りなかった(大会要項にほとんど目を通していない)。しかし、大きく困ることもほとんどなかったが。
〇ケルさんと別れた後、かなり早い時間に荷物を預けてしまい、スタートを待つ。この、スタート前の待ち時間の長さというものが、東京マラソンの特徴ではないだろうか。できることならサポーターに直前までいてもらって、防寒具を用意してもらうほうがいいのかもしれないが、そういうことをやっているランナーは、みかけなかった。しばらく、雨の当たらない場所で時間をつぶす。じっとしていると寒いので歩く。それでもやはり体は冷える。下準備がなくスタート位置ですらわからなかったが、ここは最後尾で待つことにした(実際は、後方にさらに複数のグループがいた。)。すぐ近くの消防署で雨宿りしているランナーと一緒にスタートを待つ。
そして、スタート。しばらく動かず。スタート地点前で、トイレをすます。その後、ゴールまでトイレにいくことはなかった。約15分後くらいに動き出す。走り出したのは、スタート地点を越えてから。スタートすると、待ちに待ったせいもあったか、心が躍るような感覚であった。普段は走れない車道を走っているということもあるだろう。吸い込まれるような感覚ともいえる。自分がどのくらいのペースで走っているのかわかりにくかった。周囲のランナーに引っ張られているような感覚も、いつもとはまたひと味いやふた味も違ったように感じられた。スタート直後、いくつものトイレでずいぶん行列をつくっていた。これもまた、東京マラソンならではの風景に思えた。
10km地点前に、iPodが故障。たぶんイヤホンの故障であろう。ラジオで中継をききながら走りたか
ったのだが、こちらもやはりイヤホンの故障。今回は縁がなかったと諦め、そのぶん沿道の風景を楽
しむことにする。
沿道は応援の人で堪えないが、知ってる人探しもあり、応援の方々のたくさんの「顔」をみながら走
ることになる。
寒さから、手がかじかむ。そのため、沿道の方々が差し出してくれる飴やチョコレートなどをうまく
つかむことができない。この雨による寒さが、体にどう影響するか?、そんなことを考えながら走っ
た。腰もいまいちであった。前日土曜日、腰の治療に行くはずであったが、金曜日東京マラソン参加
の方と飲んでしまい、週末の疲れから酒がだいぶ効いた。そのためもあり治療に行くことができなか
った(友人にお会いすることが出来たことは、とてもうれしかったです。)。腰がもっとらくであれば
、走りもらくであったろうと思われる。腰の状態から、後半の走りがどうなるか不安であった。
25kmを過ぎたところで減速。不安がよぎる。しかし、ここで雨は止み、暖かくなった。かじかんだ手
は、暖かくなった。減速はしたものの、一定のペースを保ちつつ走る。
35kmを過ぎたあたりから、暖かくなってきたこともあってか、「加速」。実はその前に、寒さからか
右足首(捻挫等により骨が変形)が痛んだが、すぐに痛みは消えた。先ほどは減速したにも関わらず、
大ブレーキにはならず、ここへきてスピードを上げることができた。次々とランナーを追い抜く。
ここまで、多くの沿道の方々とハイタッチをしてきたが、ここへきてタッチの手を差し出す方々は増え、そんな応援が身にしみるようになった。ハイタッチするたびに「ファイト〜」など声を出した。声をだすたびに、ずいぶん元気が出た。この寒さの中、一時はずいぶん不安であったが35km以降、「攻めの走り」ができたことは大きな収穫であった。 ここでひっぱりすぎたか、40kmで再び急減速、最後の2km力を振り絞ってゴールへ。
ケガ後、3回目にしてケガ後初の「サブファイブ」(自分の時計で)達成である。

ここで、東京マラソンという旅の途上、またはその前後でお会いしたランナー、あるいは応援部隊の
みなさんを紹介させていただきます。

・〇ケルさん
たいへんお世話になりました。またお会いできますのを楽しみにしてます。
・刀水アスリートチーム
2回遭遇。あんこ美味しかったです。
・走り屋
4回遭遇。素早い移動、たいへんだったと思います。本当にご苦労様です。
・いつもお世話になってます、u湯の女将さん
雨の中ありがとうございました。
・Jさん
応援ありがとうね。
・バンバンクラブのみなさん
練習会はほとんど参加していませんが、メーリングリストは目を通させていただいてます。たぶん、
バンバンの方であろう伴走の方に声をかけさせていただきました。
・職場の同僚のみなさん
応援お疲れさまでした(2回遭遇)。
当日、残念ながら遭遇出来ませんでしたが、初マラソンのkさん、完走おめでとうございます!
・大学の同級生H氏
偶然T湯で遭遇。約3年ぶり。サブスリー達成おめでとうございます!
・打ち上げ(1)「走り屋」
〇〇ぞうさん、いつかまたご指導お願いいたします。
・打ち上げ(2)「ヘルシーランクラブ」
今回久々に登場したにも関わらず、終了後さっさと退席してしまい、たいへん失礼致しました。また
の機会に!国〇氏とたぶん94年勝田マラソン以来約15年ぶりに再会、うれしかったです。