南木佳士さん著『ふつうの医者たち』を読んで/新小岩発下町ラン

zen58842005-09-17

■医者であり作家でもある著者が、医者として20年、作家として10作を迎え、仕事にひと区切りをつける意味で、五人の医者と対談しそれをまとめたのがこの本です。対談の中で著者はもと同僚など「ふつうの医者」の方々に、「なぜ医者になったか?」「どうしてその専攻をえらんだか?」「そのことをやってきて、何を得たか。」などの根本的な問いをなげかけています。人は誰でも、仕事やその他をある程度やり終えて、ふと我に返るときがあるのではないでしょうか。そんなとき一人で自問自答するのもいいですが、同じ仕事をやってきた方々と、このようなことを話し合うのは意味のあることだと思います。僕も話をしてみたい人(もと同僚や大学の友人)がたくさんいるんですけど、なかなか機会がないですね。私ははじめの章の、南木さんご自身のことをかかれた文章が一番好きです。

新小岩御徒町を走りました。この日は日差しは強く、温度計は30℃をさしているときもありましたが、風は真夏のそれとは違いひんやりしていたような気がしました。なぜこのコースをえらんだかといえば、高校時代自転車通学をしてたときのコースを走ってみたかったからです。ある意味「思い出をたどる旅」ですね。
コースはといえば、
新小岩千葉街道京葉道路明治通り〜蔵前橋通り〜国道4号〜御徒町
という感じです。
かなり寄り道しましたが、約2時間かかってしまいました。
小松川橋の西側の道路はかなり工事が進んでいて、建物もずいぶん建ちました。下町ランとしての味わいは、蔵前橋通りが一番おもしろかったですね。明治通りの、亀戸駅周辺の商店街も好きです。古本屋など、寄り道をしました。
さて、走った後は御徒町燕湯でひとっ風呂。そして、ラーメンを食べて帰路につきました。